プロフィール

養生庵 泰山
三戸泰子(みとやすこ)1956年生まれ
国際中医師   国際中医薬膳師
幼稚園教諭・保育士資格
山口県周南市海風診療所 中医師として中医カウンセリング担当
地元新聞薬膳コーナーレシピ連載 2社  
山口県国民健康保険団体連合会広報誌レシピを4年間担当
現在、山口県農業振興課の依頼により生薬栽培農家さんの生薬に関する勉強会の講師
及び商品開発を担当。
山口県各テレビ・ラジオに出演
山口県農山漁村女性活躍支援アドバイザー 講師

 

私が薬膳に出会ったのは大学病院内の売店にあった1冊の漢方薬の本がきっかけでした。その当時は食道癌になって厳しい状況の夫の看病をしていました。
術後の経過が思わしくない中、何とか口から食べることができないか?嚥下食も研究して作りました。

学生の時に栄養学もそれなりに学んで基礎知識はありました。でも「何かが違う!」
私の求めている答えは今の栄養学では見いだせない事に気づきました。色々調べている内に中国には「薬膳」という食事を「病気の予防や治療食」とする考え方があることを知りました。

1年2か月の闘病生活を送った夫を家に連れて帰って最期の看取りをする事が出来ました。
重い病になると毎日が大変で病と闘う本人も、またその家族も同じく心が病みます。

その経験を経て薬膳の勉強に一人で中国に行きました。台湾では薬草の研究の為、原住民プユマ族の村で自然を重んじる生き方も学びました。

その後 中医薬大学に進学して薬膳のスペシャリストの国際中医薬膳師を取得しました。でも病気の方に対応した薬膳は「病」を治す方法を知らなくては作れません。

「国際中医師」を目指そう!
病の仕組みを知ることが出来なければその病を治すための最大の補助食の薬膳を作れません。
記憶力の無さに嘆きながら、大量にある覚えるべき内容に悪戦苦闘の結果 国際中医師の試験に合格しました。

診療所勤務が8年目になり主に不妊症の患者さん、癌患者さん、難病の患者さんの中医カウンセリングを担当しています。実際の臨床で得た経験は貴重でこれからの薬膳に活かせるように商品開発や薬膳カフェ菜菜で薬膳食の提供をしていきます。